FIKAFABRIKEN

2015.06.19

スウェーデンの”fika文化”から学んだ多くのこと

私はいま教育学研究科に通っています。
北欧の教育制度を勉強したいな・・・というざっくりとした理由で大学院へ進学したのですが、北欧の教育が学べる授業はなく、自分で研究を進めていくしかありません。
まだ一年目という甘えもあって、興味関心があまりない授業を取って出席しているだけという現状だったのですが、今日の授業は心に響いたので忘れないうちに書き留めておこうと思います。

 

先生が魅力的であっという間に毎回90分が過ぎていく「人間形成論」という授業のお話。
毎度プリントが配布され、内容は授業に関するものだったり先生の書いたコラムだったりします。そのコラムの中に、先生がドイツ留学中で出会ったカフェ文化の話が書かれていました。
長くなるので内容は割愛しますが、住居の近くにあったカフェで多くのことを学んだという話でした。

 

日常の時間から抜け出して、成熟した「大人の時間」を生きるということ。前のめりの時間の足を止めて、今という永遠のときを深く呼吸すること。

 

わたしはこの言葉にはっとさせられました。どうして自分はこんなにカフェが好きなのか。どうしてfikaを日本に広めたいのか。最近この2つの疑問が頭の中でいっぱいになっていたのですが、意外なところで答えが見つかったような気がします。

 

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忙しい日々の中で、ゆったりとした時間を過ごすことは大切なのに、つい見落としがちで軽視してしまうのではないでしょうか。わたしはスウェーデンのfikaが好きなのは、こうやって自分を見つめる時間(おおげさな表現ですが)が毎日の生活に根付いていたからだと気付かされました。

 

自分以外にもカフェ文化の大切さを感じている人がいる、と知っただけでもなんだか安心しました。
(授業内容は現象学でカフェとはまったく関係ありませんでした笑)

 

 

大学院でなにができるのかな?ともやもやしていたのですが、この先生のおかげでもうちょっと頑張ってみようと思った、そんな金曜日。